連続強盗事件の黒幕ルフィ「EXIT兼近は俺にダマされて捕まった」

フィリピンの首都マニラの入管施設に拘束され、日本の警察が広域強盗事件で
引き渡しを求めている渡辺優樹容疑者を2021年4月に逮捕したフィリピンの捜査官が、28日までに共同通信の取材に応じた。
送還命令を受けた渡辺容疑者に、フィリピンでの暴力事件の関係で出国停止命令が出たと指摘。
「強制送還を避けるやり方だ」と述べ、意図的な事件だとの見方を示した。
渡辺容疑者が拘束中の入管施設に収容された経験がある韓国人ルポライターの金潤永氏（63）は
28日、ソウルで共同通信の取材に、自国で捜査を受けたくない収容者の大半が
「係争中であれば送還されないため、フィリピン人に頼んで（事件をでっち上げて）告訴をしてもらっていた。100万ウォン（約10万円）くらいで簡単に手配できる」と証言した。
裁判になっても「体調不良」などを理由に期日延期を繰り返し、収容期間を延ばす手口で「10年近くいる人も見た」とも語った。
渡辺容疑者は21年5月に日本への送還命令を受けた。捜査官は、渡辺容疑者がまだ日本に送還されていないことを知り「驚いた」と述べた。
送還命令は本来「すぐ実行しなくてはならず、仮に6カ月後であっても長過ぎるぐらいだ」と批判した。
広域強盗事件で指示役の疑いのある「ルフィ」と名乗る人物について、レムリヤ法相は日本の警察の情報として、渡辺容疑者だと説明している。
渡辺容疑者はフィリピンで女性やその子どもに対する暴力行為の罪に問われ、マニラの裁判所で被告となっている。
捜査官は、同じ入管施設に拘束中で日本が引き渡しを求めている今村磨人容疑者も「同じ罪、同じ形式で」刑事裁判の被告になっていたとしており、不自然との見方を示した。
レムリヤ氏によると、今村容疑者は裁判所が今月25日に刑事事件を取り下げ、書類などが整い次第、日本に送還される。
渡辺容疑者は、刑事裁判が取り下げられれば日本へ送還されるが、裁判で実刑判決を受ければ服役後の引き渡しになると述べていた。（共同）

フィリピン収容所内でマッサージ

（出典 newsdig.ismcdn.jp）

フィリピン収容所内で薬物らしきものが使われている様子も記録されていた。
今村磨人容疑者「あとでもう1発いいですか？」
別の収容者「量が小さい？」
今村磨人容疑者「そんなことないですよ」

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フィリピン収容所内で出資を呼びかけ手数料を騙し取る詐欺をしている様子

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