https://news.biglobe.ne.jp/international/0609/tbs_220609_1080048764.html
今日は食料危機関連のニュースです。
国連が、このウクライナ侵攻で食糧危機が深刻化ということで、「世界で16億人が影響」すると発表しました。
2022年の世界の人口は79億5400万人ですので、世界中の人の約5分の1が影響するということです。
国連は食糧危機の要因として、ロシアの肥料やエネルギーなどが影響しているとしておりますが、重要なもう一つの要因としてあげているのがウクライナの穀物が輸出できないことです。
ウクライナとロシアの輸出量は世界に与える影響はけっこう大きくて世界の穀物の輸出を3割近くカバーしてるんですよね。世界への影響はデカいですよね。
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-grains-terminal-idJPKBN2NO1HQ
そんな中、ロシアがウクライナの穀物を保管している大規模倉庫を破壊しました。何をしてるんでしょうね。
ミコライフ港というところにあるウクライナ最大の農産物のターミナルにある倉庫の1つが破壊されたとのことです。
保管されていたものが何だったのか?
ということは確認できていないようですが、どうもヒマワリ油の搾りかすの保管倉庫ではということが書かれております。
http://japan.hani.co.kr/arti/international/43708.html
今、封鎖されている黒海周辺はどうなってるの?
というところが気になるところなんですが、昨日の記事で報じられているのを読む限り、そんなに変わってない気がします。
なんかロシアの国防長官がプーチンの指示で、穀物を船に積む準備ができているという事を言っているんですけど、このロシア側が言っている2つの港、この2つの港は水深が浅くて、穀物を輸送できるような、大型船の接岸には向いてないような港らしいんですね。
やる気ないんじゃないの?って思いますよね?
むしろ、わざとらしいですよね。現実的でないことをやるとか言って、通常は、水深のあるオデーサ港を利用して大型船で穀物を輸出してるようなので、この記事にも95%はオデーサ港などの黒海沿岸港を通じて輸出してるってあるのでロシアが言ってる港からは、無理なんじゃないですかね?水深浅くて危険なんじゃないですかね?
トルコも間に入って色々やってるみたいですが、もしうまく行って両国が合意しても例の、機雷の問題があるんで、機雷を除去するのに6か月、半年かかるとこの記事では書かれてます。
https://www.alic.go.jp/chosa-c/joho01_003212.html
トルコの仲裁でロシアとウクライナが海上ルートの開設に最短で合意しても機雷の除去に6か月もかかるんじゃ収穫終わってるし、夏から秋が収穫なんで、すぐにでも機雷の除去にとりかからないと間に合わないですよね。あと今6月は作付けですが、どのくらいできたんでしょうね?きっと、ほぼできてないでしょうね?ということは収穫はほとんどないのかあ。どうなんでしょうね。
そして、9月は、年に1回しか実らないナタネの作付けが控えてますし、秋のムギの作付けもあるので、9月前には、闘いが終わる必要があります。難しいですね。
ウクライナの穀物をロシアが盗んだって話。もうどーでもいいって感じに思えてきました。どうでも良くはないんですけど、地域によっては、もう生きるか死ぬかの状況で、例えばアフリカ人に、そのロシアから運ばれてくる食べ物はウクライナから盗まれたものだから、買わないようにと言われても、誰のものかどこからの物かしらんけど、俺たちは死にそうなんだ。食わせろって話ですよね。
盗まれたウクライナからしたら返せって話なのは分かるけど、とりあえず今、世界で大きな闘いになってて、関係のない国が巻き込まれてるんだからそこへの支援なり、餓死とかしないようなことはしないと、関係ない子供たち死んじゃうよ。子供たちのお父さん・お母さん死んじゃうよ餓死していい人なんていないんだからいったい誰と誰の戦いなんだ?誰が儲けようとしてんだ?ってこのブログでは陰謀論のようなことはなるべくやらないようにしてるのでこの辺にしましょう。
ということで、こんな状況なのでウクライナ問題が長引くことで、この先どんな影響が出てくるのか分かりませんので、個人としては備蓄などの備えをして何かあっても、すぐ飢えるんじゃなくしのぎながら、起死回生を狙えるようにしていきましょう。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました。
本日は誠にありがとうございました。