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【備蓄その③】食料備蓄のやり方と必要な物 絶対必要災害対策

「食料備蓄」今や当たり前に耳にする言葉ですが、どうすればいいのか分からない。

一通り揃えるのは大変そう。
お金がかかりそう。

などわりと難しいイメージを持ってる方が多いと思います。ですがいくつかの簡単なポイントを押さえて備蓄をしっかり行うことは、安心に繋がり、いざという時の心強い備えとなります。そこで明日から始められる、食料備蓄の必要性とそのやり方をご紹介します。

食料備蓄で選ぶ食品

まず食料備蓄と聞いて始めに思い浮かぶことは、数年もつ水やレトルト食品でしょう。
災害意識が高まる昨今、スーパーやホームセンターでも気軽にそういった商品を買うことができます。ただし、アルファ米に水を入れただけで完成する雑炊や、昔からある乾パンなどは災害備蓄として優秀であると同時に正直私たちの口に合わないものが多いです。

そこで、多少保存期間は短いかもしれませんが、普段からよく食べるカレー、親子丼、パックご飯、野菜ジュースなどを備蓄するという方法があります。

特に子供は災害時、精神的に不安定になり、普段食べ慣れていないものを全く受け付けなく事が多いです。なので出来る限り普段から食べ慣れているものや純粋に「美味しい」と感じるものを備蓄することがポイントです。おかず缶、おつまみ缶のようなものでもいいでしょう。

災害時少しでもホッと出来るものを家族で食べながら探していくのもいいと思います。水などの個人で好みが出にくいものに関しては、保存期間がなるべく長いものや、置場所を圧迫しないようなものを選びましょう。

食料備蓄と合わせて準備したい災害用のリュック

次に災害用リュックについて説明します。
災害時すぐに持って逃げられるリュックをひとつ用意しておくといいのですが、あれもこれもと揃えていくとお金もかかりますし、結果パンパンになってしまう恐れがあります。

もしお子さんのいるご家庭であれば、両腕に子供、おむつやミルクなどの用意を持った上で、大きすぎる重すぎるリュックを背負って走ることはほぼ不可能に近いです。なので最低限のものを100円ショップなどを利用して無理なく揃えましょう。

声がでないときに助けを呼ぶためのホイッスル、家族の身分証明書のコピー、生理用品やおむつ数枚分、寒さから身を守る防風ビニールシート、携帯ナイフ、体を拭けるウエットティッシュ、ラジオつき懐中電灯、携帯用の充電器などがあると便利です。

食料や子供のおもちゃ、包帯などの怪我用品はすぐに物資として早めに届くようです。なので持って逃げるにあがって優先度合いが低いので覚えておくと良いでしょう。

食料備蓄以外で常備しておくと良い物

そして家に常に置いておくとよいものがいくつかあります。

電池、トイレットペーパー、カセットコンロとガスボンベ、そして携帯トイレです。携帯トイレは50回分ぐらいあると安心です。断水時に貴重な水をトイレに使うのはもったいないですし、一度買うと10年ほど使用期限があるので何度も買い直す必要はありません。大きさもそこまで大きくなくコンパクトですのでマンションなどで保管の場所が限られている方でも最低限用意しやすいものであります。

またカセットコンロとガスボンベは、最近オール電化のお宅も増えているので、もし電気が止まってしまった場合何もできなくなってしまいます。そんなときにご飯を炊いたり、簡単な料理をしたり、お湯を沸かして暖かいお湯で体を拭くことも出来ます。冬場はお鍋などで使う機会が多いお宅もあると思うので、特別用意するというよりは、使用期限をたまにチェックしながら多めに備蓄しておくという意識をもつ程度で大丈夫です。

食料備蓄で大切な事

最後に食料備蓄で大切なことは、災害時にいかに「ホッと出来る瞬間を作れるかということです」特に地震の場合は余震などで昼も夜も安心できない生活が続きます。

避難所へ避難するほどではないけど、自宅で長時間に渡って待機しないといけなかったり、非常にストレスがかかる生活を長期間に渡って強いられることとなるでしょう。

あたたかいご飯を食べられないこともあります。そんなときに少しでも心がほぐれる、暖かくなるような「美味しい」と感じられる食事が大切です。

そのためには一年に一度でもいいので、災害が起こったと想定して家族で備蓄の食料を食べてみて、口に合うのかどの商品なら数日でも食べ続けることが出来るのか、好みを家族で共有しておくことが大切です。

もちろん食料備蓄用に作られた商品が好き。という場合は数年間の保管期間がありますので、一式揃えておけば安心できるのですが、中には全く受け付けない。これだったら災害時もっと精神的に不安定なのに食べることが出来ないと思う。という家族がいた場合はその人に合わせて、身近なレトルトなどを用意しておくといいでしょう。

そしてその保管期間が切れる頃にみんなで食べて、また新しいものを揃え家族で意見をシェアする。そのときに避難場所や連絡先の確認も一緒にやっておく、災害持ち出しリュックの中身を確認しておくなど合わせてやっておくことがとても大切です。

「食料備蓄」というととても難しくハードルが高いことのように思えますが、もっとシンプルに「どうすれば自分自身が心地よく、ストレスが少なく生活できるか」を軸に考えてみると、自然と必要なものが見えてきますので一度家族みんなでトライしてみてください。

食料備蓄シリーズはこちらからご覧いただくことができます‼

色んな考え方を参考に、あなたの備蓄の強化にお使いください‼

【食料備蓄シリーズ】みんなの備蓄の考え方とやり方 その①

【食料備蓄シリーズ】みんなの備蓄の考え方とやり方 その②

【食料備蓄シリーズ】みんなの備蓄の考え方とやり方 その③

【食料備蓄シリーズ】みんなの備蓄の考え方とやり方 その④

【食料備蓄シリーズ】みんなの備蓄の考え方とやり方 その⑤

【食料備蓄シリーズ】みんなの備蓄の考え方とやり方 その⑥

【食料備蓄シリーズ】みんなの備蓄の考え方とやり方 その⑦

【食料備蓄シリーズ】みんなの備蓄の考え方とやり方 その⑧

【食料備蓄シリーズ】みんなの備蓄の考え方とやり方 その⑨

【食料備蓄シリーズ】みんなの備蓄の考え方とやり方 その⑩

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