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【食料備蓄シリーズ】みんなの備蓄の考え方とやり方 その⑨

今回も「備蓄」についてです。このブログでは「備蓄」の記事を今までにもいくつか掲載してきましたが、これからも色々な方の考え方ややり方を掲載していきたいと思います。
ぜひ、ご自身の「備蓄」の準備にお役立てください。

今回も本ブログにお寄せいただいた「備蓄」への考え方・やり方を見てみましょう。

(色々なご意見を掲載させていただいております。このブログへ掲載させていただける記事を募集しております。よろしくお願いいたします。)

食料備蓄でインフレ対策

最近ニュースではウクライナでの紛争や気候変動により世界中で穀物価格が上昇し、世界中の人々が食事を得るために苦労し続けていることがニュースになっています。
日本国内においても毎月のように食料品の価格が値上がりしていてマヨネーズや調味料それから加工食品の値段が上昇しています。
世界中で人々が日々の食事を得るために今まで以上に働いたり移動したりあるいは食事の量を減らし、回数を減らす必要に迫られています。

歴史上人類はほかの野生動物に襲われたり人間同士の争いよりも栄養失調により飢餓状態になることで命をおとしてきました。その結果人体は食べ物を食べると脂肪をすぐに蓄えようとするように進化して、その一方でエネルギーを消費する筋肉はその有用性にも関わらず必要に応じて分解され必要なら即座にエネルギー源に使えるように進化してきました。
この結果人体は脂肪は落ちにくく筋肉はつきにくいという仕組みができています。

食料備蓄の必要性

人類にとって食料はいつの時代も常に重要なテーマでした。過去を振り返ると穀物はそれ自体が給与として配られる地域があったり、収穫を祝い酒を作り神に捧げてみたり、あるいはある地域で干ばつがほんの数年発生したり収穫が数週間遅れるだけで地域から大勢の人達が数万人単位の難民となり逃げ出したり隣接地に紛争を仕掛けることなどが発生しました。
また、これほど娯楽が発達した時代であってもグルメ特集はテレビでも雑誌でもインターネットでも大人気のテーマですし、日本では国民は未だ所得の20%以上を食品の購入に費やしています。コンビニの店舗の中を見渡してみても店内の品揃えを見るとパンやお弁当、冷ケースの中のペットボトル飲料、デザート類、アイスクリームなどの食品の棚が店内の過半の面積を占めています。

食べ物を食べるという行為はそれ自体が娯楽であり安心を得ることであるとも言えます。

そして歴史上、古今東西を問わず賢い人達は食料を備蓄することを考えてきました。
農耕技術の未熟な時代、夏の気温が十分に上がらなかったり農地の肥料成分が不足した場合、作物が生育不良になり、よそから食料を買い付けることができなければ簡単に食料不足におちいったからです。
しかし食料が十分に備蓄されておれば飢餓状態の年があっても次の作物の収穫期間まで人々を数ヶ月養うことができ人が命を落とすのを防ぐことができ隣接地に難民として逃げ出したり餓死して減少することを防ぐことができました。

個人レベルであっても食料備蓄は必要なスキルでした。
魚や野菜を日光や煙や火で干したり、あるいは塩漬けにしたりすることで本来魚や野菜を得られない時期に魚や野菜を食べることが可能になりミネラルやビタミンを得ることができるというメリットがあったからです。
また、保存技術の副次的なメリットとしてアクや毒素が抜けて本来食べられなかったはずのものが食べられるようになるというメリットも有りました。

食料備蓄のやり方

個人レベルでできる食料備蓄ではまず地震などの天災に備えて保存が効くレトルト食品を買って数日〜数週間分の食事を備えておくというものが思いつきます。
そしてこのレトルト食品を買い揃えて天災のときの非常食に備えておくという行為それ自体がインフレ対策になります。
ここ数年世界経済の中でのインフレ傾向のため、食品が全体的に値上がりしているため、買って置いておくだけですでにインフレ対策になっているというメリットが発生しているからです。
つぎにお米やスパゲティや小麦粉のように主食を食料備蓄しておくというのもインフレ対策には効果的です。
特に小麦粉関係は原材料のコムギの価格がここ数年急上昇しているのでおすすめで、年単位で見たときに定期預金よりも高い利率での金銭的な節約効果が得られます。
また、料理のテクニックとして下処理をした野菜や魚を冷凍保存しておくこともおすすめです。

野菜や魚は安定的に供給される牛豚鶏そして卵のような畜産品と違い、天気がよく豊作になった時期、取れすぎて豊漁になったときに小売価格が大きく下がる傾向があり、ほんの数週間で大きく値段が変動してしまう傾向があります。

これは特に葉物野菜がわかりやすいのですが現代の農産物は作物を収穫しやすいように生育にバラツキがないように研究された種子から育てられているためいざ生育のピーク時期が地域で揃いやすく旬の時期には生産量が少ない時期に比べると豊作の時期はまるで投げ売りされているのではないかと思うくらい小売価格が低下します。
ですので、単に安い時期に買って茹でて冷凍保存しておくだけで25%以上の節約をすることが可能になります。
さらに野菜が安い時期は旬の時期は栄養価も相対的に見て豊富になっているため、栄養面でもおすすめできます。
使うときには凍ったままお鍋に入れれば食べられるのでとてもかんたんです。

魚に関してもまるごと買ってきてぶつ切りにして保存すれば冷凍庫で省スペースで保存でき必要なときに取り出して使うことができます。

まとめ

食事は人類にとって重要な行為でした。
食料を蓄えておくことができれば人命を救うことができました。
個人レベルの備蓄は節約につながり栄養面でも効果があります。

食料備蓄シリーズはこちらからご覧いただくことができます‼

色んな考え方を参考に、あなたの備蓄の強化にお使いください‼

【食料備蓄シリーズ】みんなの備蓄の考え方とやり方 その①

【食料備蓄シリーズ】みんなの備蓄の考え方とやり方 その②

【食料備蓄シリーズ】みんなの備蓄の考え方とやり方 その③

【食料備蓄シリーズ】みんなの備蓄の考え方とやり方 その④

【食料備蓄シリーズ】みんなの備蓄の考え方とやり方 その⑤

【食料備蓄シリーズ】みんなの備蓄の考え方とやり方 その⑥

【食料備蓄シリーズ】みんなの備蓄の考え方とやり方 その⑦

【食料備蓄シリーズ】みんなの備蓄の考え方とやり方 その⑧

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【食料備蓄シリーズ】みんなの備蓄の考え方とやり方 その⑩

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