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【食糧危機】ウクライナの穀物は輸出されるのか?現在の情報

国連が、このウクライナ侵攻で食糧危機が深刻化ということで、「世界で16億人が影響」すると発表しました。
2022年の世界の人口は79億5400万人ですので世界中の人の約5分の1が影響するということです。
国連は食糧危機の要因として、ロシアの肥料やエネルギーなどが影響しているとしておりますが、重要なもう一つの要因としてあげているのがウクライナの穀物が輸出できないことです。
ウクライナとロシアの穀物の輸出量が世界に与える影響は大きいです。世界の穀物の輸出を3割近くカバーしてるんですよね。世界への影響はデカいですよね。

大規模倉庫の破壊

https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-grains-terminal-idJPKBN2NO1HQ
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-grains-terminal-idJPKBN2NO1HQ
ロシアがウクライナの穀物を保管している大規模倉庫を破壊しました。
ミコライフ港というところにあるウクライナ最大の農産物のターミナルにある倉庫の1つが破壊されたとのことです。
保管されていたものが何だったのか?
ということは確認できていないようですが、どうもヒマワリ油の搾りかすの保管倉庫ではということが言われてております。

黒海の封鎖状況

http://japan.hani.co.kr/arti/international/43708.html
http://japan.hani.co.kr/arti/international/43708.html
封鎖されている黒海周辺は現在どうなってるのでしょう?
少し前の記事で報じられているのを読む限り、そんなに変わってない気がします。
ロシアの国防長官がプーチンの指示で、穀物を船に積む準備ができているという事を言っているようですが、ロシア側が言っている2つの港は水深が浅くて、穀物を輸送できるような大型船の接岸には向いてないような港らしいです。
やる気はあるのか?
通常は、水深のあるオデーサ港を利用して大型船で穀物を輸出してるようです。
95%はオデーサ港などの黒海沿岸港を通じて輸出してるらしいので、ロシアが言ってる港からの大型船での穀物輸送は無理なのではないでしょうか?
水深浅くて危険な港へは近づくことも危険だと思います。
トルコも間に入って色々やってるみたいですが、もしうまく行って両国が合意したとしても、例の機雷の問題があります。機雷を除去するのに6か月、半年かかると言われております。

ウクライナの農産物

https://www.alic.go.jp/chosa-c/joho01_003212.html
https://www.alic.go.jp/chosa-c/joho01_003212.html
トルコの仲裁でロシアとウクライナが海上ルートの開設に最短で合意しても、機雷の除去に6か月もかかるのでは収穫の時期ギリギリという感じ。すぐにでも機雷の除去にとりかからないと間に合わないですね。あと今6月ですが、作付けはどのくらいできたのでしょう?作付けの時期は激しい戦闘でしたので、おそらく、あまりできてないのではないでしょうか?作付けができていないならば、秋の収穫は少ないかもしれません。どうなんでしょう。でも9月は、年に1回しか実らないナタネの作付けが控えてますし、秋のムギの作付けもあります。9月前には、闘いが終わるといいんですが・・・

穀物の盗難

ウクライナの穀物をロシアが盗んだって話。
飢餓に直面しているアフリカ人に、ロシアから運ばれてくる食べ物はウクライナから盗まれたものだから、買わないようにと言われても、誰のものかどこからの物かしらんけど、俺たちは食べ物が無いんだ。食わせろって話ですよね。盗まれたウクライナからしたら、俺たちの穀物を返せって話なのは分かるけど、とりあえず今、両国が大きな闘いになっていて、関係のない国が巻き込まれてるので、そういった国への支援なり、餓死とかしないようなことはしないと、関係ない子供たちが死んでしまうことになるのはおかしいと思います。子供たちのお父さん・お母さん死んじゃうのも防がないとなりません。
餓死していい人なんていないのです。
いったい誰と誰の戦いなのでしょう?
誰が得するのでしょう?
このブログでは陰謀論のようなことはなるべくやらないようにしてるのでこの辺にしましょう。
こんな状況なので長引くことで、この先どんな影響が出てくるのか分かりませんので、個人的には備蓄などの備えをして、何かあっても、すぐ飢えるんじゃなくしのぎながら、起死回生を狙えるようにしていきたいと思います。
本日は誠にありがとうございました。

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